研究 > ボタン・シャクヤクのデジタル化

ボタンとシャクヤクは、英語では一括りに「peony」と一括りで呼ばれています。古くから王族を中心に愛でられ、日本でも愛好家が多く、さまざまな品種が登録されています。 ボタンやシャクヤクは品種によって驚くほど形状が異なりますが、これらの形状の違いもボタンの審査基準シャクヤクの審査基準では目視による判断に依存しています。

そこで、我々はボタンとシャクヤク(特に花)を3次元計測することで、3次元形状のデジタル化に取り組んでいます。

ボタン・シャクヤクのデータはつくば牡丹園さまで収集させていただいています。開園期間は毎年4月上旬から5月下旬です。とても美しいのでみなさんにもぜひ足を運んでください。

下の図は、左側が3次元スキャンしたボタン(島根長寿楽)、右側がコンピュータグラフィックス(CG)で再現したものになります。

ボタンの3次元スキャンとCG
ボタンの3次元スキャンとCG